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  • 執筆者の写真PAC FABRIC DYE

タイダイ×型染め エコバッグ


個人的に最近好きな染色方法「タイダイ×型染め」についてご紹介します。

タイダイで全体を染色した後、型紙を使って防染糊を塗布し、再度染色をしています。


少し難しく、道具の用意もあり、時間もかかるのですが、

とても可愛い仕上がりになるので最近とても気に入っています。


[用意するもの]

・染色用の鍋(ステンレスまたはホーロー製)

・バケツなどの容器

・ワイヤーネット

・厚手のゴム手袋

*型紙

*浸染用防染糊

※型紙と浸染用防染糊は染色用品の専門店で手に入ります。

※浸染用防染糊はお湯(60℃以上)で固まり、水で溶ける性質のある糊です。


[染める前の準備]

エコバッグは予め湯洗いし、ノリを落として濡れた状態にしておきます。


[染色手順]

1、エコバッグをタイダイで染めます。

濡れた状態のエコバッグにシワを寄せて輪ゴムで固定します。

タイダイの固着液に15分間浸けます。

溶かした染料を塗布します。

ビニール袋に入れて24時間置き、すすぎ・色止めをします。


2、型紙を用意します。

ステンシルを作る要領で型紙を作ります。

乾いたエコバッグにアイロンをあててシワを伸ばします。

型紙の裏にスプレーのりを吹きかけて、エコバッグに貼ります。


3、防染糊を塗布します。

防染糊をスキージーに少量取り、1mmくらいの厚さになるようにして塗布します。

型紙を剥がし、防染糊を乾かします。


4、鍋で染色します。

60℃くらいのお湯にエコバッグを浸けます。

CITY GRAYの染色液(60℃)を用意し、エコバッグを浸けます。

優しく揺らすようにして、1時間浸けます。(30分くらいでも可)

染色液が60℃以下にならないようにしてください。


5、水ですすぎます。

水に浸けると糊が剥がれてきますので、洗い流します。

色止めをします。


6、乾かしたら完成です。

防染糊を塗布した部分はCITY GRAYの色が入らないので、最初に染めたタイダイの柄が残ります。

その他の部分もグレーの下にうっすらとタイダイ柄が透けてます。

ちなみに裏面は防染されていないので、裏面はGRAYに染まります。


PAC APPARELでもタイダイ×型染めの商品を何点か制作しています。

ご覧いただけたら嬉しいです。



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