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執筆者の写真PAC FABRIC DYE

新色VERMILIONでTシャツをタイダイ



今回は2020年新色のVERMILION(バーミリオン)を使ってTシャツをタイダイに染めてみました。


VERMILIONは朱色のような明るい色です。

とても鮮やかな色なので元気が出るTシャツを作ります!



用意するもの

・容器(バケツなど)

・ワイヤーネット

・ビニール袋

・輪ゴム

・衣類用洗剤

※染めるのは綿100%の白Tシャツです。

※染色キットには染料・固着剤・色止め剤が入っています。


染色の前に

染色の前に洗濯して、汚れやノリを落とします。

漂白剤や柔軟剤は使用しないでください。

脱水して、濡れた状態のままにしておきます。



染色手順

1、濡れた状態のTシャツをキレイな場所に広げます。

Tシャツの中央をつまんで、ひねっていきます。




輪ゴムで固定します。


2、固着液を作ります。

容器に固着剤と塩を入れ、40〜50℃のお湯で溶かします。

Tシャツ1枚だけなので、1Lあれば十分です。

固着剤16g、塩100gを1Lのお湯で溶かしました。



3、固着液に縛ったTシャツを15分間浸けます。

中まで染み込むように、Tシャツを押したり、ひっくり返したりしてください。

固着液はアルカリ性なので必ずゴム手袋を装着してください。


4、染料を溶かして、ボトルに入れます。

Tシャツ1枚だけなので染料1gを100mlのお湯(40〜50℃)で溶かしました。

Tシャツ1枚に対して染料液100mlくらい使います(目安)。

淡くしたい場合は染料の量を減らします。



5、固着液からTシャツをぎゅっと絞ってから取り出します。

容器の上にワイヤーネットを置き、その上にTシャツを乗せます。


6、染料を塗っていきます。

今回はTシャツの白地をたくさん残したいので、中まで染み込ませず、表面だけに塗ります。



ひっくり返して裏面も塗ります。



全体が塗れました。


余分な染料は容器に落ちます。


7、ビニール袋に入れて(またはラップに包んで)日の当たらない平らな場所に24時間置いておきます。

置く時間が短いと淡い染め上がりになります。


8、すすぎます。

最初は流水ですすぎ、あまり色が出なくなったら輪ゴムを外して、衣類用洗剤で全体をすすぎます。



9、色止めします。

40〜50℃のお湯約2Lに色止め剤7mlを溶かし、すすいだTシャツを浸けます。

時々混ぜながら15分間浸けます。

繊維250gに対して色止め剤15ml使います。


10、再度すすぎ、脱水、陰干しします。


11、完成です!

元気が出る鮮やかなタイダイができました。

白地と色のバランスも思った通りになりました。

↓裏面

今回染めたTシャツは薄地だったので、柄が細かくはっきりと出たように思います。


少し汚れがあるお洋服はタイダイで染めることで目立たなくさせることもできますよ。

衣替えのついでにやってみましょう!



使用した染料

画像をクリックすると購入ページへ移動します。

※限定色のため、なくなり次第販売終了となります。


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