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執筆者の写真PAC FABRIC DYE

新色を使って春らしい染色


先日発売になった新色の中から「LILAC」(ライラック)「BOUQUET」(ブーケ)を使って、白のロングスリーブTシャツを染色してみました。

テーマは『春』

春らしい感じをイメージして淡い色をムラ染めで重ねて染めていきます。

用意するもの

・PAC FABRIC DYE

・お塩

・染色する容器(バケツなど)

・染料を溶かす容器(ボウルなど)

・泡立て器(染料を溶かす際に使用)

・ゴム手袋

・衣類用洗剤

・輪ゴム

今回染めるロンスリーブTシャツは綿100%です。

染料の量の目安

ロングスリーブTシャツを乾いた状態で重さを量ると127gでした。

今回は丸めてムラ染めにするのと、淡く染めたいので、染料は規定の量より少なくして使いしました。

染料0.8g、固着剤12g、塩75gを約1.5Lのお湯で溶かして使いました。

2色で染めるので、上記の分量が2回分必要になります。

色止めは1回だけで大丈夫です。7.5mlくらい使用しました。

染色手順

LILACで染色 → BOUQUETで染色 → 色止め の順で染めます。

⑴ロングスリーブを洗濯し、汚れやノリを落とし、濡れた状態(脱水した状態)にしておきます。

キレイな場所に広げて、シワをよせて、輪ゴムで固定します。

⑵染料をボウルに入れ40〜50℃のお湯で溶かします。

(今回は染料0.8gを約100mlのお湯で溶かしました)

⑶固着剤とお塩を容器に入れ40〜50℃のお湯で溶かします。

(今回は固着剤12g、お塩75gを約1.5Lのお湯で溶かしました。)

⑷溶かした染料を混ぜ合わせます。

(染めるものが浸からないようであれば、お湯を増やしてください。)

⑸縛ったロングスリーブTシャツを浸けます。

⑹1時間浸け置きします。

ムラ染めなので、念入りに混ぜる必要はありません。

15分に1回くらい、裏返す程度で大丈夫です。

⑺すすぎます。

中性洗剤を入れて、あまり色が出なくなるまですすぎ、脱水します。

⑻1色目LILACで染まりました。

⑼乾かさず、濡れた状態のまま2色目を染めます。

先ほどと同じようにシワをよせて、輪ゴムで固定します。

なるべく、まだ濃く染まっていない部分が外側になるように丸めてください。

(10)同じようにBOUQUETで染めます。

(11)すすぎます。

(12)色止めします。

容器に40〜50℃のお湯1.5Lを入れ、色止め剤 約7.5mlを溶かします。

すすいだロングスリーブTシャツを濡れた状態のまま浸けます。

ときどき混ぜながら15分間浸けてください。

(13)お水が透明になるまですすぎ、脱水、陰干ししたら完成です。

染料の量を少なくしたので、淡い仕上がりになって、まさに「春」って感じですね。

2色の相性も良いです。

↓裏面

大理石のような柄になりました。

タイダイ染めのやり方で染めたときと比べると、柄がぼんやりした感じになります。

LILACとBOUQUETの重なりがキレイです。

ぜひ真似して染めてみてくださいね!

使用した染料

画像をクリックすると購入ページへ移動します。

PAC FABRIC DYE col.16 LILAC(ライラック)

PAC FABRIC DYE col.17 BOUQUET(ブーケ)

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