タイダイテクニック特集 第4弾!
今回はダブルタイダイをご紹介します。
1色のタイダイを2重に重ねて染める方法です。
2回染めるので完成までに3日かかりますが、その分かっこいいTシャツができます!
用意するもの
・容器(バケツなど)×2個
・ワイヤーネット
・衣類用洗剤
*タイダイキットには、染料、固着剤、お塩、色止め剤、ボトル、使い捨てゴム手袋、ビニール袋、輪ゴムが入っています。
*タイダイキットは公式オンラインショッップでご注文の場合、15色の中から好きな3色が選べます。
今回は「ALERT RED」「CALM BLUE」2色だけを使用しました。
染める前のTシャツはこちら。
オンラインショップでも販売中の綿100%の白Tシャツです。
Tシャツは薄手の方が縛りやすいですよ。
染色手順
⑴Tシャツを洗います。
新品のものでも必ず洗ってください。
洗ったあとは脱水して濡れた状態のままにしておきます。
⑵濡れた状態のTシャツをキレイな場所に広げ、Tシャツをつまんでねじります。
中央ではなく、裾に近い部分を中心にして丸めました。
輪ゴムで固定します。
⑶固着液に浸けます。
容器に固着剤とお塩を入れ40〜50℃くらいのお湯で溶かします。
縛ったのTシャツを15分間浸けます。
今回は固着剤16g、お塩100gをお湯1Lで溶かしました。
※固着液に触れる際は必ずゴム手袋を装着してください。
⑷固着剤に浸けている時間を利用して染料を溶かします。
袋に入っている粉末の染料を必要な分だけボトルに入れ、40〜50℃のお湯を注ぎ、ボトルを振って染料を溶かします。
今回は染料1gを100mlで溶かしました。
液漏れを防ぐために、必ず中栓をしてボトルを振ってください。
⑸バケツなどの容器の上にワイヤーネットを置きます。
固着液に浸けていたTシャツを絞ってから取り出し、ワイヤーネットの上に乗せます。
溶かした染料液をボトルから垂らして全体に塗っていきます。
裏面も同じように塗ってください。
⑹ビニール袋に入れて(またはラップで包んで)24時間置いておきます。
置く時間が短いと、淡い仕上がりになります。
⑺お水ですすぎます。
最初は流水ですすぎ、色があまり出なくなったら、輪ゴムを外し、中性洗剤を入れて全体をすすぎます。
☆ポイント
・すすいだ時に色があまりでないようであれば、ここで色止めはせずに脱水して2色目の染色に移ります。(いちばん最後に色止めをします)
・色が出る場合は、色止めをします。
容器に40〜50℃のお湯を約3L入れ、色止め剤 約7ml溶かします。
Tシャツを浸け、ときどき混ぜながら15分間浸けます。
その後、お水が透明になるまですすぎ、脱水します。
⑻1色目が染まりました。このままでもかっこいいですが、さらに色を重ねます。
⑼濡れている状態のTシャツをキレイな場所に広げ、今度は胸のあたりを中心にしてねじって丸めます。
輪ゴムで固定します。
⑽先ほどと同じように固着液に浸け、染料液を準備します。
(11)全体に染料液を塗ります。
(12)ビニール袋に入れて(またはラップで包んで)24時間置いておきます。
(13)お水ですすぎます。
最初は流水ですすぎ、色があまり出なくなったら、輪ゴムを外し、中性洗剤を入れて全体をすすぎます。
(14)色止めします。
容器に40〜50℃のお湯を約3L入れ、色止め剤 約7ml溶かします。Tシャツを浸け、ときどき混ぜながら15分間浸けます。
その後、お水が透明になるまですすぎ、乾かします。
(15)完成です!
赤は裾のあたりに、青は胸のあたりに渦の中心があるのがわかるでしょうか?
かっこいい感じに仕上がりました!
↓裏面
色が重なった部分は紫色ぽくなりました。
黒×グレーなど、暗い色の組み合わせもやってみたいですね。
作るのに手間がかかりますが、休日を利用してぜひ挑戦してみてくださいね!
使用した商品
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