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執筆者の写真PAC FABRIC DYE

デニムスカートを染め直し


デニム 染め直し

雨が続いていますが、週末は天気が良さそうです。

過ごしやすい季節なので、春物のお洋服を染めてみてはいかがでしょうか?

今回は色落ちしたデニム素材のスカートをPAC FABRIC DYE col.11 NAVY BLUEを使って染め直す方法をご紹介します。

↓染色前のスカートです。

デニム 染め直し

デニム 染め直し

染色前にチェック

品質表示で繊維の種類を確認します。

このスカートは綿98%、ポリウレタン2%でした。

綿は染まる素材、ポリウレタンは染まらない素材ですが、おそらく繊維の中に織り込まれているので、染色には影響はないかと予想されます。

デニム 染め直し

染料の量は?

染色の前に乾いた状態で重さを量りましょう。

371gでした。

デニム 染め直し

371gだと1パック半必要になりますが、今回はそこまで濃く染まらなくてもいいと思っているので、1パックで染めたいと思います。

用意するもの

・PAC FABRIC DYE (染料・固着剤・色止め剤入り)

・お塩 300g

・容器(バケツなど)

・ボウル(染料を溶かす用)

・泡立て器

・ゴム手袋

・衣類用洗剤

デニム 染め直し

染色の前に

ボタンは開けた状態にします。閉まっていると生地が重なって、色ムラが出やすくなります。

スカートは洗って汚れを落とし、濡れた状態のままにしておきます。

新品のものでも必ず洗ってください。

漂白剤や柔軟剤は使用しないでください。

デニム 染め直し

デニム 染め直し

染色手順

⑴染料を溶かします。

染料をボウルに入れ、40〜50℃のお湯500mlで溶かします。

染料は粉末です。飛び散らないようにご注意ください。

染料は溶け残りのないように、しっかり混ぜてください。泡立て器で溶かすと溶けやすいです。

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⑵固着剤とお塩を溶かします。

容器に40〜50℃のお湯6Lを入れ、固着剤とお塩を溶かします。

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⑶溶かした染料を混ぜます。

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⑷濡れた状態のスカートを浸け、よく混ぜます。

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⑸時々混ぜながら1時間浸けます。(加熱不要です。)

放置すると色ムラが出てしまうので、こまめに混ぜてください。

豪快に混ぜると液が飛び散るので、注意しながら混ぜてください。

飛んだ場合は速やかに雑巾などで拭き取ってください。

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⑹余分な染料をすすぎます。

染料液を捨てて、キレイなお水(またはぬるま湯)で洗剤を入れてすすぎます。

すすぐお水が透き通るくらいまですすいでください。

デニム 染め直し

すすぐお水が透き通るくらいが目安です。すすぎすぎ注意。

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⑺色止めします。

容器に40〜50℃のお湯6.5Lを入れ、色止め剤を溶かします。

すすいだスカートを絞ってから浸けます。15分間、時々混ぜながら浸けます。

デニム 染め直し

⑻お水が透明になるまですすぎます。

2回すすいだらお水が透明になりました。

デニム 染め直し

⑼脱水、陰干ししたら完成です!

キレイな紺色になりました。

デニム 染め直し

デニム 染め直し

拡大すると

デニムは青い糸と白い糸で織られているので裏側が白いですが、染めると裏側も同じ色に染まります。

デニム特有の立体感は無くなってしまいますのでご注意ください。

↓染色前

デニム 染め直し

↓染色後

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ポケットの袋布も線素材だったので染まりました。

↓染色前

デニム 染め直し

↓染色後

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染色後の容器のお手入れ

染色するとプラスチックの容器に色が付いてしまいます。(特にブラックやネイビーは付きやすいです)

デニム 染め直し

塩素系漂白剤を付け、10分くらい置いておくとキレイに落ちますのでご安心ください。

デニム 染め直し

NAVY BLUEはとても人気のある色です。

ぜひお試しください。

使用した染料

画像をクリックすると購入ページへ移動します。

PAC FABRIC DYE col.11 NAVy BLUE(ネイビーブルー)

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