今日から8月ですね。
今回は人気のタイダイキットを使って、少し変わったタイダイ染めの方法をご紹介します。
通常タイダイ染めをするときは、白地や淡色地の生地に染めますが、
黒のTシャツを脱色してタイダイ染めを重ねました。
黒地にカラフルなタイダイが重なってかっこいい仕上がりになりました。
染め方を詳しくご紹介します。
用意するもの
・綿の黒Tシャツ
・容器(バケツなど)
・ワイヤーネット
・液体の塩素系漂白剤
・スプレーボトル
・衣類用洗剤
*タイダイキットには、染料3色、固着剤、お塩、色止め剤、ボトル、使い捨てゴム手袋、ビニール袋、輪ゴムが入っています。
*タイダイキットは公式オンラインショップからご注文いただくと、15色の中から好きな「3色」を選ぶことができます。今回は「ALERT RED」「CALM BLUE」「YOLK YELLOW」を選びました。
注意点
塩素系漂白剤を使用しますので、換気しながら作業してください。
皮膚や他の衣類につかないように十分ご注意ください。
お子様だけで作業しないようにしてください。
染色手順
1、漂白剤が裏の生地までしみないように、Tシャツの中にビニールを敷きます。
Tシャツは乾いた状態です。
2、Tシャツの中央をつまんで、軽くねじります。
3、スプレーボトルに漂白剤を入れます。
霧状に出るように数回試し吹きをしてください。
4、Tシャツに吹きかけます。
においがありますので、換気しながら作業してください。
必ずゴム手袋を装着してください。
徐々に色が抜けてきます。
脱色すると、ものによっては赤みが強くでるものやグレー、ベージュのような色になることもあります。
広げるとこんな感じです。
5、5〜10分くらい置き、色が抜けたら洗います。
漂白剤の成分をしっかり落としたいので、洗剤を入れて念入りに洗ってください。
洗ったあとは脱水し、濡れたままにしておきます。
6、固着液浸けます。
容器に固着剤とお塩を入れ40〜50℃くらいのお湯で溶かし、Tシャツを15分間浸けます。
今回は固着剤16g、お塩100g、お湯1L使用しました。
(固着剤と塩はタイダイキットに含まれています。)
7、固着剤に浸けている時間を利用して染料を溶かします。
袋に入っている粉末の染料を必要な分だけボトルに入れ、40〜50℃のお湯を注ぎ、ボトルを振って染料を溶かします。
今回は各色とも染料0.5gを50mlのお湯の溶かしました。(染料1gに対してお湯100mlが目安です)
液漏れを防ぐために、必ず中栓をしてボトルを振ってください。
8、容器の上にワイヤーネットを置き、固着液に浸けていたTシャツをぎゅっと絞ってから取り出して乗せます。
9、脱色した部分に染料を塗っていきます。
全体のバランスを見て配色します。
10、ラップで包む、またはビニール袋に入れて日の当たらない平らな場所で24時間置いておきます。
11、洗剤を入れてすすぎます。
色がほとんど出なくなるまですすいでください。
12、色止めします。
容器に40〜50℃のお湯を約1.5L入れ、色止め剤 約7ml溶かします。
ときどき混ぜながら15分間浸けます。その後、お水が透明になるまですすぎ、脱水して乾かします。
(色止め剤はタイダイキットに含まれています。)
13、完成です。
かっこよく染まりました!
立体感があるように見えますね。
塩素系漂白剤が繊維に付くと多少生地が傷むので、少し淡い染め上がりになっています。
(生地が傷んでいると染料が入りづらいため)
ブリーチとタイダイの組み合わせは新鮮で、他のものも染めてみたくなりました!
染料の色を変えると、また雰囲気が変わるのかなあと思います。
ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね!
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