top of page
  • 執筆者の写真PAC FABRIC DYE

脱色スニーカーをタイダイ染め


脱色コンバースをタイダイ染め

少し前に話題になった「脱色コンバース」。

漂白剤でスニーカー脱色させてヴィンテージっぽくさせるというものですが、

スニーカーをリメイクするのって楽しい!と思った方も多いのではないでしょうか。

今回は脱色スニーカーをさらに進化させたリメイク術をご紹介します。

脱色スニーカーをタイダイ染めで染色して、迷彩風の柄に変身させます!

元の状態のスニーカー。オールブラックです。

スニーカー 脱色前

漂白剤をスプレーで吹きかけて脱色させました。

色が抜けた部分にタイダイ染めで色を加えていきます。

脱色コンバース

用意するもの

・容器(バケツなど)×2個

・ワイヤーネット(なくても大丈夫です)

・衣類用洗剤

*タイダイキットには、染料、固着剤、お塩、色止め剤、ボトル、使い捨てゴム手袋、ビニール袋、輪ゴムなどが入っています。

*タイダイキットは公式オンラインショッップでご注文の場合、15色の中から好きな3色が選べます。

 今回は「MUSTARD YELLOW」「FOREST GREEN」「NAVY BLUE」を選びました。

染色の前に

スニーカーのヒモを外し、中性洗剤で念入りに洗います。

洗った後は濡れた状態のままにしておきます。

染色手順

⑴固着液に浸けます。

容器に固着剤とお塩を入れ40〜50℃くらいのお湯で溶かします。

今回は固着剤16g、お塩100gをお湯1Lで溶かしました。

濡れた状態のスニーカーを15分間浸けます。全体に染み込むようになじませてください。

⑵固着剤に浸けている時間を利用して染料を溶かします。

袋に入っている粉末の染料を必要な分だけボトルに入れ、40〜50℃のお湯を注ぎ、ボトルを振って染料を溶かします。

今回は各色とも染料0.5gを50mlのお湯の溶かしました。(染料1gに対してお湯100mlが目安です)

液漏れを防ぐために、必ず中栓をしてボトルを振ってください。

⑶バケツなどの容器の上にワイヤーセットを置き、スニーカーを乗せます。

スニーカーは固着液から取り出すとき、液がポタポタ落ちないくらいまで振ってから取り出してください。

⑷染料をスニーカー塗っていきます。

ボトルから染料液をスニーカーに垂らすようにします。

お好きな配色で自由に染料を塗ってください。

元が黒なので塗った部分がわかりづらいですが、迷彩柄をイメージして配色しました。

⑸ビニール袋に入れて24時間置いておきます。

⑹お水ですすぎます。

最初は流水ですすぎ、色があまり出なくなったら、中性洗剤を入れて全体をすすぎます。

⑺色止めします。

容器に40〜50℃のお湯をスニーカーが浸かる量入れ、色止め剤 約7ml溶かします。

ときどき混ぜながら15分間浸けます。

その後、お水が透明になるまですすぎ、乾かします。

⑻ヒモを通したら完成です!

元が白い生地を染めた時と比べると、全体的にダークな印象になりました。

黒のソールともよく合っていて、かっこいい仕上がりです。

脱色コンバース タイダイ染め

漂白剤で繊維が傷んでいるせいか、少し色が入りづらかったです。

脱色コンバース タイダイ染め

スニーカーを脱色してみたものの、飽きてしまったとき、思っていた色にならなかったとき、さらに手を加えたいと思ったときには、ぜひ挑戦してみてくださいね!

注意点

漂白剤を使用すると繊維が傷むので、染色しても色が入りづらいです。

漂白剤を使用した箇所は、他の部分より染め上がりが淡くなりますので、ご了承ください。

漂白剤や染色によって(何度もすすいだりする工程によって)スニーカーのソールが剥がれてしまったり、スニーカーの性能に影響が出る場合があるかもしれません。

手を加える際は、スニーカーの状態を確認し、注意しながら行うようにしてください。

使用した商品

画像をクリックすると購入ページへ移動します。

bottom of page