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ろうけつ染めの実験

November 21, 2018

 

みなさん「臈纈(ろうけつ)染め」はご存知ですか?

 

ろうけつ染めとは…

筆などで溶かした蝋を布に塗り、模様を描く。染料にてその布を染色し、蝋を落として水洗いする。

蝋を塗った部分は白く染め抜かれる。複数の染色のためにはこの工程を繰り返す。

蝋を乾燥ひび割れを入れることによって、独特の亀裂模様を作り出すことも多い。

(Wikipediaより)

 

 

生地に溶かした蝋(ロウ)を塗ったところは染まらないので白のままになります。

ろうけつ染めは「バティック」とも言い、インドネシアやマレーシアの特産品になっています。

ユネスコの無形文化遺産にも登録されているそうです。

 

面白そうな染色方法なので、やってみたいと思うのですが、専用の道具を揃えるのがとても大変そうです…。

手に入りやすい材料で、PAC FABRIC DYEを使って手軽に染色できる方法を考えたので実験してみたいと思います。

 

 

100円ショップで代用できそうな道具を購入してきました。

左から金属製の容器、ろうそく、筆です。

 

 

染色手順

1、ろうそくをカッターで細かくします。

 

 

2、容器に熱湯を入れ、湯煎でろうそくを溶かします。

ろうそくが溶ける温度は65℃くらいです。温度が下がると再びろうそくが固まってきます。

温度が下がってしまったら途中でお湯を温め直してください。

※ヤケドに注意!

 

3、生地を用意します。

新聞紙の上に綿の白生地(乾いた状態)を置きます。

 

4、溶かしたロウを筆で塗っていきます。

文字や柄を自由に描きます。

 

ロウは塗るとすぐに固まってしまうので、細かいデザインは難しいと思います。

 

筆に付くロウもすぐに固まってしまいます。

描きにくい場合はティッシュペーパーで塊を取ってください。

 

5、生地を染色します。(説明書通りに染色)

(生地は流水で湿らしてから、染色液に浸けました。)

 

ロウが取れないように注意しながら染めてください。

以下の3点がポイントです。

・40℃で染色(温度が高いとロウが取れてしまいます)

・平たい容器で染色(生地が擦れてロウが取れないようにするため)

・水量はやや多くして染色(生地が擦れてロウが取れないようにするため)

 

生地が浮いてきたら、やさしく沈めるようにすると良いです。

 

6、すすぎます。

 

この時にロウが剥がれそうであれば、取り除きます。

ロウは下水に流さないようにお気をつけください。

 

7、色止めします。(説明書通り)

 

8、乾かしたら完成です。

ロウを塗ったところは染まらずに白く残りました。

 

ロウを塗るのが難しいので細かいデザインはできませんが、文字はなんとか書けました。

 

裏面はぼんやり防染されました。

 

 

ロウが落としきれなかった場合は、新聞紙に生地を挟み、新聞紙の上からアイロンをあててロウを溶かします。

溶けたロウを新聞紙に吸わせてロウを落としてください。

 

 

少し難しい点はありますが、100均の材料でもろうけつ染めをすることができました。

ろうけつ染めにご興味のある方、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

使用した染料

PAC FABRIC DYE col.14 POPPY ORANGE(ポピーオレンジ)

画像をクリックすると購入ページへ移動します。

 

 

 

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