絞り染めのクッションカバーを作ってみました。
藍染めの色に近いNAVY BLUEは絞り染めと相性が良いです。
絞り方と染め方を詳しくご紹介します。
絞り染めとは…
布を輪ゴムや紐で縛ってから染める方法で、縛られている部分には染料が入り込まないので様々な模様や柄が作れる染色技法になります。
用意するもの
・PAC FABRIC DYE×1パック
・お塩
・容器(バケツなど)
・ボウル
・ゴム手袋
・泡立て器
・チャコペン
・輪ゴム×数本
※クッションカバーは綿100%を使用しています。
染料の量の目安
今回染めるクッションカバーは2枚で60gです。
PAC FABRIC DYEは1パックで250gまでの素材が染まりますので、
染料・固着剤・お塩・色止め剤・お湯を説明書に記載の量の1/4(0.25倍)にします。
(NAVY BLUEは染料1袋10g入りなので10×0.25=2.5g、
固着剤は50g入りなので50×0.25=12.5g、お塩は300g×0.25=75g、
色止め剤は15ml入りなので15×0.25=3.75ml、お湯は6.5L×0.25=1.625L)
※残った染料や固着剤は密封して保管し、なるべく早く使いきってください。
染色手順
⑴まずは絞ります。
【線の模様の絞り方】
チャコペンで目印になる線を引きます。3本線を引きました。
↓
線に沿って、少しずつシワをよせていきます。
↓
輪ゴムで線の上を縛ります。きつく縛ってください。
↓
【丸い模様の縛り方】
チャコペンで目安になる線を書きます。
↓
円の中心をつまんで、もう片方の手で線の上を握るように持ちます。
↓
輪ゴムで線から上を巻き上げます。輪ゴムがゆるいとぼやけた柄になるので、きつく縛ってください。
⑵縛ったクッションカバーは水に浸しておきます。
⑶染料を溶かします。
ボウルに計量したNAVY BLUEの染料を入れ、40〜50℃のお湯約125mlで溶かします。
泡立て器を使うと溶けやすいです。
⑷バケツに計量した固着剤と塩を入れ、40〜50℃のお湯1.5Lで溶かします。
⑸4に3を入れ、混ぜ合わせます。
⑹クッションカバー(濡れた状態)を浸けます。
⑺輪ゴムがずれないように、やさしく混ぜながら1時間浸けます。
布が重なっている部分は染まりにくいので、手でやさしく広げるようにしてください。
⑻ぬるま湯ですすぎます。洗剤を入れてすすぐと余分な染料が落ちやすいです。
すすぐお水が透き通るまで、すすいでください。
⑼色止めします。
バケツに40〜50℃のお湯を入れ(染色した時と同じ量)、計量した色止め剤を溶かします。
すすいだクッションカバー(濡れた状態)を入れ、時々混ぜながら15分間浸けます。
⑽お水が透明になるまですすぎます。
(11)脱水します。
(12)輪ゴムを外します。
(13)広げて乾かし、アイロンをかけたら完成です。
輪ゴムで縛っていた部分が染まらないので、白い柄ができました。
使用した染料
PAC FABRIC DYE col.11 NAVY BLUE(ネイビーブルー)
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